男性-独身-社会人
京都府宇治市Hさん
40代
京都府宇治市。結婚を考えたかった彼女との交際中に髪が抜けてきて。
- 「結婚を考えたかった」というのは、今は時期じゃないと思ってた?
- そうですね。自分の中での準備というか。私いま41歳なんですけど、仕事が楽しいのもあるし集中したいのもあるし責任や立場もあって、プロポーズしたくても難しい時期だったんです。
- で、もう少ししたら具体的に考えるつもりだった、と。それは、あのー、髪が原因でダメになったんですか?
- えぇ。いや、うーん。どう言うたらえぇんかな、自信が全くなくなってしまったんです。あ、もちろん増やしたいとか生やしたいって相談じゃないですよ(笑)
- あ、はぁ(笑)リアクションに困るんですけど、男同士ですし普通に話していいですよね?
- はい(笑)気を使わんといてください(笑)というか、それが嬉しいですよ。
- 嬉しいって?
- そうやって、初対面やのにいきなりズバリ確認してくれるというか、話題にしてくれるという形の気遣い。他の人はやっぱり、違う感じの気を使ってくれてしまうんですよね(笑)いやそれが普通なんですけどね。
- あー。たしかに、私も趣旨なので思い切って言いましたけど普通はわざわざ言わないかもしれないです。
- まぁ、そうですよね。それが普通だと思います。あの、急やったんですよね。2年ほど前からおでこが広がりだしたなーと思ったら一瞬で今の状態になってしまって。
- へぇ~。えっと、「今の状態になって」ということは今の感じで落ち着いたような?すいません、言い方がわからなくて。
- いえいえ、えぇんです(笑)そう、今の状態でキープというか自分では何もしてないんですけどね(笑)なんか40歳になった途端にビジュアルがこうなったんです(笑)
- へー!すいません興味本位で確認なんですけど、40歳になった途端におでこが広がりだして、今の状態で止まった?
- そうそう、内心「うわうわどうしよう!」って焦ったけど、なぜか今の状態で止まりました(笑)
- へぇ~。すいません失礼しました。で、それで自信をなくして彼女に対して積極的になれなくなった?
- はい、まぁそうです。やっぱり、嫌でしょう。彼女が言ってたんですよ。「ハゲとデブは嫌い」って(笑)
- あ~・・・彼女がどれぐらい思ってるのかはともかく、男としては自信なくしますね。
- でしょう(笑)いや、自分としては自分のことは受け入れるというか、どうしようもないと思ってるんですけど、結婚しようって言えへんようになったなーと思って。
- なるほど。それで、えーと今日は「それでも結婚したいとしたら」ですか?
- それも一緒に考えてもらえたら嬉しいです。でも、なんか何もかもテンション下がってしまって、それを聴いてほしかったというか(笑)
- そうですかぁ・・・。ちなみに私も、今は大丈夫でも家系としては抜ける一族ですから覚悟してます(笑)
- そうなんですか(笑)仲間ですね(笑)女性って、もし子供が生まれたとしたら、父親がこうならやっぱり嫌がりますよね?
- いやいや、それは何とも言えないですよ。私、抜ける家系ということは親父や祖父はそういうことですし、だからって嫌だとか恥ずかしいとかじゃなくて、「あぁ、俺もか」って思ってるだけで(笑)
- あ~、そうかー。そうですよねー。たしかに、うちも両方の祖父が一族です。まぁそうじゃなくても一族だし、だから余計に一族です(笑)
- じゃあ、別に気にしなくてもいいのでは?先か後かというだけで、結果論としては運命は同じ。まぁプロポーズしにくくなったのはすごくわかりますけど。
- そうでしょう?どうなんかなー。でもハッキリ言われたからなー。うーん。でもこの年になって「じゃあ次」って簡単に変われる訳もないし・・・。
- というか、彼女とはどれぐらい?
- もう6年になります。なので、いわゆるビフォー・アフターを知ってることになります(笑)
- 今、別に別れてないんですよね?別れそうでもないんですよね。Hさんが諦めそうなだけで。
- まぁ、そうですね。なので露骨に嫌がられてるとか、フラれたとかではないんですけど。いや、でも、イケると思います・・・?
- なんか、ぜんぜん大丈夫そうな気もしますよ?彼女さんのキャラがわからないし、本気で嫌がるのかどうかわかりませんけど。
- え、大丈夫そうですか?ホンマに?
- うん。もし髪型が変わったことで「結婚はないわ」っていうような女性なら、それはそれでいいんじゃないですか?
- それは思ってました(笑)もし立場が逆なら・・・え、立場が逆ならどうでしょう?
- えぇ~?男と女ではまた印象が違うけど・・・でも惚れてれば。結婚を考えるほど惚れてればOKでは?
- そっか。そうですよね。うん、それはそうですよね。えっ、どうやろか・・・。