【京都の悩み相談-人生相談室】です。
相変わらずコロナ禍が拡がっている最近ですが、だからこそなのか
17歳~25歳ぐらいの間の、
高卒前の時期から新社会人になってみて数年という間の方からの
悩み相談-人生相談の利用がとても増えています。
恋愛・部活・友達・発達障害の心配などもありますが
目立って多いのは進路についてです。
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「何がやりたいでもない中で、このまま大学に進んでいいのかな」
「A大に行きたいけどB大で妥協することになる。卒業まで頑張れるかな」
「何を目標に、目的に、どう頑張っていけばいいのかな」
「失恋した。もう辞めたい、逃げたい」
「将来の不安。何をモチベーションに就職先を探せばいいのか」
「好きでもない、覚悟もない。でも決めなきゃいけない」
「何も知らない業界。興味もない。でも現役のリズムは崩したくない」
「進路、就職。終身雇用でもない時代に、全力を尽くしてトコトン頑張るというのは意味不明」
「教えてもらってないことを、でも出来て当たり前に扱われる。ムリですよ」
「結婚願望はない。長生きしたくもない。できたら働きたくもない。でも親に言えない」
「就職してから自分が一切、通用しない。もう嫌だ、どうしていいかわからない」
「政治に不信、会社に疑念。でも日本にいて仕事はしないといけないの?」
「趣味がない、特技も自信もやりたいこともない。行きたいところもないし楽しいことがない」
「もう、また辞めたくなってる。でも逃げ癖、辞め癖が付くのは嫌だ。でも頑張れない」
「優しい言葉はなく、厳しい言葉だけ言われる。先輩や上司に憧れられない」
「職場の休憩中に聞こえてくるのは愚痴や不満や文句ばっかり。おかしくなりそう」
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一昔前に多くあった、パワハラ、セクハラ、モラハラの話題も今でもありますが
それにしても最近は「そもそも自分自身」での悩みが多いように感じます。
学生の立場が終わり、新社会人になる。
そこでの壁の壊し方、山の乗り越え方、戦い方、受け流し方などにおいて
あまりに打たれ弱い子が多いように感じています。
ただ、本人に「努力が足りない」とか「根性がない」とか「甘えてるだけ」とか、
そういう責め方ばかりは出来ない今の時代。おかしな大人が多いし時代も悪い。
理解と共感できてしまう部分も多くあります。
確かに、ただでさえ政治不信で将来不安で恋愛や結婚の意識もない人が増えてる中
コロナで全体的なマイナス思考の要素がありすぎる。
そんな中で「元気だせ」「とにかく頑張れ」「努力は報われる」「いつか幸せになれる」なんて
鼻で笑われてしまいそうな気がする時が多いです。
いや、ポジティブ思考もアドバイスとして間違ってないハズですが、
あまりに「そんな無責任なこと言われても」という子供たちの気持ちもわかってしまう昨今。
そのまま年月を重ねて、でも環境や考えが変わってないような30代や40代や50代もいます。
うーん。遊び、楽しみ、ハマること、好きな人、期待や信用、恋愛や幸福。
ポジティブな言葉がもっと多く自然に出てくる世の中にならないものでしょうか。
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さて、色々と考えてしまうことはあるものの、
お休みのお知らせです。
08/09-15(日~土)を予定しています。
よろしくお願いします。
【京都の悩み相談-人生相談室】でした。